学校が提供する公式情報やパンフレット、Webサイトだけでは見えてこないものがあります。実際に学校を訪れ、スタッフと話し、教室や校内の雰囲気に触れることで初めて分かる「その学校らしさ」です。
今回はGlobal Villageカルガリー校を訪問し、ジェネラルマネージャーのJodiさんと、日本人スタッフのRieさんへのインタビューを実施しました。
30年以上にわたりカルガリーで語学教育を提供し続けてきた学校は、どのような価値観を大切にし、どのように学生を支えているのでしょうか。
学校の最大の強み
Global Villageをつくっているのは「人」
「Global Villageを特徴づける最大の要素は何ですか?」という問いに、Jodiさんが真っ先に挙げたのは、学校を支えるスタッフの存在でした。
留学は、入学した瞬間から始まるわけではありません。出発前の問い合わせ対応、進路相談、特別な要望への対応など、学生が学校へ到着する前からサポートは始まっています。
「私たちのサポートは、学生本人が気づく前から、すでに動いています。問い合わせへの対応、情報提供、個別の要望への調整……学校に足を踏み入れる前から、チーム全体がその学生のことを考えています」
— ジェネラルマネージャーインタビューより
そして学生が到着すると、受付スタッフ、アカデミックチーム、アクティビティ担当者、先生方など、それぞれの役割を持つスタッフが連携しながら一人の学生を支えます。
「私たちは学生を、多職種のチームで包み込むようにサポートしています。そのチームの全員が、学生にとってポジティブな経験を作ることに深く関わっています」
— ジェネラルマネージャーインタビューより
取材を通じて印象的だったのは、そのサポートが「分かりやすく見える形」だけでなく、学生が気づかないところでも静かに機能しているという点でした。学校全体に「学生に良い経験をしてほしい」という共通の想いが浸透していることが、会話の節々から伝わってきました。

30年選ばれ続ける理由
ぶれない価値観の軸と信頼

Global Villageカルガリー校は、コロナのパンデミック期間中の一時閉鎖を除き、30年以上にわたりカルガリーで運営を続けています。語学学校業界では、時代の変化や市場環境の影響によって学校の統廃合や閉校も少なくありません。そんな中でこれほど長く運営を続けてきた背景を、Jodiさんはこう語ってくれました。
「Global Villageは常に、信頼性、誠実さ、約束を守ること、そして学生に良い体験を提供することを大切にしてきました。長年にわたって多くの学校が変わっていく中でも、私たちはその軸をぶらさずにきました」
— ジェネラルマネージャーインタビューより
長く続いているという事実そのものが、学校が築いてきた信頼の証とも言えるでしょう。
その信頼が試されたのが、コロナ禍でした。一時的な閉校という厳しい決断を迫られたものの、Global Villageは再開を果たし、その後現在のキャンパスへ移転。少人数からの再スタートを経て、再び多くの留学生が集まる学校へと成長しました。
「Taniaをはじめとするスタッフが、毎日新しいチャレンジに立ち向かいながら学校を立て直してくれました。毎日が新しいアドベンチャーだったと聞いています」
「再開しただけでなく、その2年後には今のすばらしい施設へ移転し、そこからさらに成長を続けています」
— ジェネラルマネージャーインタビューより
取材を通して感じたのは、30年という歴史は単なる数字ではなく、変化の多い業界の中で学生との信頼関係を築き続けてきた結果なのだということでした。
英語教育で最も大切にしていること
キーワードは「Relevance(関連性)」
Jodiさん自身は、日本で5年間英語教師として働いた経験を持ち、その後は留学エージェントとしても長年教育業界に携わってきました。
そんな経歴を持つ彼女が、英語教育において最も重要だと考えているのが「Relevance(関連性)」です。
「良い英語の授業を提供するだけでは十分ではありません。何を教えるのか、なぜ教えるのか、学生が本当に必要としているものは何かを、常に考えなければなりません。」
— ジェネラルマネージャーインタビューより
さらにJodiさんは、日本の英語教育を例に挙げながらこう語ります。
「日本の学生が12年間英語を学んでも流暢に話せないことがある。それが現実だからこそ、英語学習を“意味のあるもの”にしなければなりません。」
— ジェネラルマネージャーインタビューより
こうした考え方は、Global Villageの学校運営そのものにも反映されています。
エージェントや学生から寄せられる声を積極的に取り入れながら、授業内容や選択科目、ワークショップ、アクティビティを継続的に見直しているそうです。
「もし変化し続けなければ、私たちは時代に取り残されてしまいます。」
という言葉も印象的でした。
30年以上の歴史を持つ学校でありながら、現状維持に満足するのではなく、学生のニーズや市場の変化に合わせて進化し続ける。その姿勢こそが、Global Villageが長年支持されてきた理由の一つなのかもしれません。
日本人スタッフに聞く、リアルな学校の姿

日本人留学生の傾向
続いて、日本人スタッフのRieさんに、より具体的な学校の様子を聞きました。
2026年6月現在、Global Villageカルガリー校に在籍する日本人留学生は、ワーキングホリデーの方が大多数を占めているとのこと。それ以外にも、短期留学の社会人や大学生、9月からカナダの現地高校へ進学する前に英語力を磨きにくる高校生など、目的も年齢も様々な学生が集まっています。
夏のティーンプログラム
夏に向けては、ティーン向けのサマープログラムも始まります。ティーン専用のクラスが編成されるため、大人の生徒とは別のクラスで学ぶことができます。トピックや授業内容もティーンの年齢に合わせて設計されており、初めての海外経験でも安心して参加できる環境が整っています。
他にはない独自プログラム「50 Plus」
取材の中で特に印象的だったのが、「50 Plusプログラム」の存在です。カルガリー校とビクトリア校の両校で実施されており、毎年とても人気があるとRieさんは話してくれました。
午前中は通常の英語クラスで大人の生徒と一緒に学び、ランチ後は50 Plus専用のアクティビティに参加します。公園巡りやブルワリーツアー、ワインテイスティングなど、大人ならではの内容が充実しているのが特徴です。
「70代の方でも、一人でどんどん海外へ行かれるようなアクティブな方が多いですよ。ホームステイを希望される方もいらっしゃいます」
— Rieさんインタビューより
「50歳を過ぎてから留学してみたい」という方にとって、同世代の仲間と一緒に学べるこのプログラムは、非常に心強い選択肢になるでしょう。
ワーキングホリデーの学生に嬉しい「Work Readiness」ワークショップ
Global Villageカルガリー校では、毎週水曜日のランチタイムに「Lunch & Learn」というイベントが開催されています。その中で隔週実施されているのが、「Work Readiness」ワークショップです。
仕事探しの方法やレジュメの書き方など、カナダでの就労を目指す方に向けた実践的な内容を、お昼ごはんを食べながら気軽に学べます。参加費は無料で、どなたでも参加できます。ワーキングホリデーで来られている方には特におすすめのプログラムです。
Student Ambassador制度
校内にはStudent Ambassadorの制度もあります。アンバサダーに選ばれた学生は、新しく来た学生のサポートや学校案内などを担当します。スタッフとの距離が縮まり、学校の運営に関わる貴重な経験ができるとあって、希望する学生も多いとのこと。「やってみたい」という方は、スタッフに気軽に声をかけてみてください。
サクセスカナダ編集後記
今回の訪問で強く感じたのは、Global Villageカルガリー校には「続けてきた」ことの重みがある、ということです。
時代が変わり、市場が変わり、コロナのパンデミックという前例のない危機を経験してもなお、学校の軸がぶれなかった―その継続性こそが、この学校への信頼の根拠になっています。
そして、その継続性と並んでインタビューを通じて伝わってきたのが、学校の「柔軟性」です。30年以上の歴史を持つ学校というと、長年培ってきたやり方を守り続けるイメージを持つ方もいるかもしれません。しかし、今回のインタビューから伝わってきたのはその逆でした。
エージェントや学生の声を聞き、カリキュラムを見直し、ニーズに合わせて動き続ける。
一見相反するこの二つの要素、「ぶれない軸」と「変わり続ける柔軟さ」を見事に両立させていることが、Global Villageの本質的な強みなのかもしれません。
- 30年以上続く安定した運営実績
- 英語力向上と目標達成をしっかり支える学習環境と手厚いサポート体制
- 学生やエージェントの声を取り入れながら進化し続ける柔軟な学校運営
- ワーホリ生向け、50歳以上向けやティーンプログラムなど幅広い年代や目的に対応したプログラム
初めての留学でサポートを重視したい方はもちろん、ワーキングホリデーや進学に向けて英語力をしっかり伸ばしたい方、目的意識を持って学びたい方にとって、Global Villageカルガリー校は非常に魅力的な選択肢だと感じました。
※ 本レポートはGlobal Villageカルガリー校 ジェネラルマネージャー・日本人スタッフへのインタビューをもとに作成しています。プログラムやサービス内容は変更となる場合があります。最新情報は学校公式サイトまたはサクセスカナダまでお問い合わせください。

